若さにすがりつく心の闇
つい2〜3年前まではいつ何があっても良いように、可愛い勝負下着⁈をつけ、シーズン毎に新調した流行りの服を着て、まつエクにバッチリメイク、ジェルネイルにアクセサリーで身を包んでいた。
汚部屋から目一杯着飾って出かけるしょびしょび、よくよくみると服にシワやシミがあったりバッグの中がミニチュア汚部屋状態で、そこはかとなくだらしなさが醸し出されていたと思われる。
まずは最低限清潔感がある身だしなみを整えることがお洒落の第1歩だろう!というご指摘が聞こえてきそうだが、100歩譲って(かなり方向性がズレていようと)ファッションに気を遣っているほうが女を捨てた身なりをしているよりはマシだと思う。
ただ、歳相応というものがわからず
30代後半でギャルのメイクとファッションと立ち振る舞いの『若づくり』だったのだ😱😱😱
ギャル風30代だった私。恥ずかしい😥
その頃の愛読書は『sweet』
「28歳、一生″女の子″宣言!」がコンセプトの雑誌。
もうここからして「そんなワケあるかいっ!」とツッコミを入れたくなるが、当時紙面を飾っていたのは、平子理沙さん、梨花さん、しばらく経って紗栄子さん、という事あるごとに女性たちの強烈な支持と反感を得て世の中をざわつかせている顔ぶれ。
「可愛いものが好きで何が悪いの⁈」とわりと本気で答えてくれそうだし私もわりと本気でそう思っていた。あいたたた😣
どれだけ若づくりをして若く見えたところで、
若さという土俵で闘う限り本物の若さには到底敵わない。
10代や20代の劣化コピーになるのが関の山だ。
自分の年齢とあわない可愛さも若さにすがりつく必死さも、痛々しいことこの上ない。
見苦しいし貧乏臭くて居た堪れなくなる。
なのに何故そこまでわかっていてなお若さにすがりつきたいのだろう?
と、若づくりしてしまう理由を真剣に考えて気付いた2つの答え。
それはひとつめは単純に
『周りにチヤホヤされたいから』
(お世辞が8割だと思うが、)若く見られると正直嬉しい♪(笑)
自分はまだまだ老いて劣化していない、まだまだイケているんだという勘違いと自信と勇気を与えてくれる。
自分の誕生パーティーで年齢を言っただけでBBA(ババア)扱いされ、挙げ句の果てに若さだけが取り柄の冴えない小娘(口が悪くてごめんなさい)に美味しいところを持っていかれるとか、ホント悲惨で哀れで目も当てられない😭
こんな日が来ようとは自分が小娘の頃は1㎜も想像できなかった。
若いというだけでチヤホヤ甘やかされた過去の栄光にしがみつきたいのだ。
そしてふたつめは『未熟さを許されたいから』
思考や思想が幼くて薄っぺらい人間だなと劣等感を抱く時がある。
自分の能力・人格・魅力に対して自信がない。
大人として未熟だという事実を受け入れられない。自分の年齢を受けとめられないように。
周囲にも自分にも未熟さを許されたい。
理想の歳相応の女性になる猶予が欲しいのだ。
次回は、そんな心に闇を抱えたしょびしょびが、若さにすがりつくことをやめた理由を書きたいと思う☺️
今日の体脂肪:37.7%
今日のBMI:25.4
今日の捨てた物の数:10